ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

時代劇の醍醐味

昔の時代劇の長寿番組といえば、「水戸黄門」や「銭型平次」でした。

シリーズ初期とかは自分は子供だったので、よく知りません。

ただ祖父が好んでTVで良く見ていたのは覚えています。

水戸黄門とかは定型パターンが決まっていて、最後は印籠を見せて悪党

共を膝まづかせる。そういう偉い人が悪人を成敗するパターンが好き

なんですかね、祖父は水戸黄門とか暴れん坊将軍を好んで見ていました。

自分は庶民派が好きなので、初期シリーズは幼すぎて見ていまんが、

必殺シリーズとか座頭市とか好きでしたね。後は眠狂四郎とか子連れ狼

もカッコいいと思いました。

時代劇の醍醐味はやはり殺陣(たて)だと思います。

最近は時代劇でも、必ずしも殺陣がメインじゃない人情ドラマもある

ようですが、やはり殺陣あっての時代劇だと思います。

殺陣師という専門の指導者みたいな人がいて、その人の指導でかっこよく

刀を振る動作とか習うようですね。あとは監督とかスタッフとかで斬る

順番とか決めるんでしょうけど。

実際のところは斬ってもそんなに斬られた人が即死するわけでもない

でしょうし、一つの刀で何人も続けて斬れるということはないんでしょう

けど、そこは様式美といいますか、美しく鮮やかにということで格好いい

殺陣になっているんだと思います。

個人的感想ですが、座頭市の殺陣なんかすごいですね。

勝新太郎版も北野武版も見ましたけど、刀を振るスピードが速くて迫力が

ありますね。

必殺シリーズ中村主水の殺陣も格好いいと思います。

 

最近はTVで時代劇を見ることがほとんどなくなりました。

時折、東山紀之主演の必殺シリーズスペシャルでやっていたようです

が、ジャニーズ問題で俳優業辞めるなら今後はもう無いのかな?

ちょっと残念です。

 

殺陣といえば、時代劇以外でも様式美が格好いいとされているのか、

時折見かけます。

機動戦士ガンダムのサーベルや、スターウォーズのサーベルの使い方は

時代劇の殺陣ですね。

キル・ビル」の1作目なんて完全に日本刀振り回して、敵を斬りまく

っています。

西洋にはフェンシングという刀剣術もあるんですが、刀に比べて細くて、

攻撃相手が対正面という感じなので、大人数の敵を相手に体を動かして

斬る動作は、刀による殺陣の方が見栄えがするんですかね。

 

時代劇は男女ともかつらを被って、着物を着て昔のセットで撮影する、

異世界ですね。

今は見学とかやっているのか分からないですが一度行ってみたいと思い

ます。