ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

昔の必殺シリーズ

必殺シリーズと聞いて、今の若い人は東山紀之主演の必殺シリーズ

を思い浮かべる人が多いでしょう。

あれはあれでかっこよくて嫌いじゃありません。

でもやっぱり自分は昭和の時代の「中村主水シリーズ」が好きでしたね。

必殺仕事人の中条きよしとか三田村邦彦が出てたころが視聴率も最高で、

世間的にも一番知名度が高い時期だと思いますが、自分はもっと昔の

シリーズが好きでしたね。もっとも自分はその小学生の低学年で、そう

いう時代劇があるのは知っていましたが、放送時間が夜の10時から

だったし、チラッと見たときに裸の女の人が映ってたりしてドギマギして

「大人の時代劇だ」という認識があり、ほとんどリアルタイムでは

見ませんでした。

でも再放送とかで見て、すっかり虜になりました。

スタイリッシュなオープニング、侍でない主人公が自分の得意技で悪党

を始末する姿に痺れたものです。

同じ時代劇でも水戸黄門とか銭形平次とかとは、全く異質でしたものね。

どういうわけか祖父とか高齢者は水戸黄門とかを好む傾向があったよう

な気がします。権威がある人が悪人を懲らしめるパターンの方が安心する

んでしょうね。

大人になってからDVDレンタルされていないシリーズとかは、アマゾン

で購入しましたが、まあまあ値が張りましたね。

自分がリアルタイムで見るようになったのは、先ほど書いた中条きよし

とかが出だした以降ですが、当時のテレビ朝日の金曜のラインアップ

といえば、夜8時から新日本プロレス、9時からはザ・ハングマンシリ

ーズ、夜10時からは必殺シリーズという、「男のための夜の金曜日枠」

といった感じでしたね。

いやあもう夢の時間帯でした。

必殺シリーズに話を戻すと、1作ごとにオープニングが違っていたり、

主要キャストもその都度変わって、その分殺し技も楽しめるという、創意

工夫が垣間見られましたね。当時は制作側が自由に冒険出来たんでしょうね。

今より放送倫理みたいのも緩かったでしょうし。

必殺シリーズは自分でDVDを揃えて視聴出来る環境にありますが、ハングマン

シリーズが初期を除いてDVD化されていないようです。

そこがそろえば、かつての「男のための金曜日枠」が再現出来るんですけどね。

まあ今は残念な状況です。将来に期待したいですね。