ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

お通夜に参加して

最近のことですが、妻の祖母が亡くなったので、お通夜に参加しました。

悲しいことですけど、90歳を超えていたので大往生だったのではないで

しょうか。

自分の家と他の家の宗派が違うことは多々あります。

同じ仏教徒であっても歴然とした差はあります。

もちろん単なる違いなのでどこがよくて、どこが悪いという話ではないの

ですが、来てくださったお坊様の読経が自分には珍しいものでした。

最初の頃こそ普通にお経を読んでおられたんですが、途中から抑揚をつけ

て時々大声をあげ、お経でもなく舞台のミュージカルみたいなセリフ

回しに変わっていきました。

「おお悲しきことよ!」みたいな感じです。

不謹慎ながら、普通のお経読みで聞いていてうつらうつら寝ている人が

いたら、確実に目が覚めて絶対寝られないだろうなという感じでした。

もし乳幼児がいたら泣き出したんじゃないかって迫力でした。

そして読経が終わったあと、お坊様が一言あいさつされたんですが、全然

物静かな方で、今までの荒れるような読経とのギャップにちょっと驚いて

しまいました。

妻側の葬式参列が初めてだったので、終わって妻に「お寺さんのお坊さん

はあんな感じなの?」と聞いたところ、「あのお坊さんは初めて」という

話でした。妻も驚いていたようです。

あと細かい点で、焼香の上げ方の作法とかやはり自分の家とは少し違って

いました。ただし作法を説明してくれた葬儀社の人によると、「自分の

宗派の流儀でやっていただいてもかまいません」とのことでした。

やはりこういうのは強制はよろしくないんでしょうね。

そういえば自分の父の時、葬儀社の手配で、葬儀中にハーブを生演奏して

くれる人がいました。

参列した人からしたら「珍しいな」と思ったかもしれません。

同じ仏教の中でこれだけ違うのですから、キリスト等他宗教だと更に違い

があるでしょうね。

「ご霊前」はどの宗教でも使えるそうですが、ご仏前は仏門しか使えない

ようです。

それぞれキリスト教神道の場合はまた違うそうですね。

 

葬儀に参加というひとつの行為であっても、なかなか気を遣う場面とか

色々ありますね。勉強にはなりますけど。