ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

他人との距離

仕事でもプライベートでもですけど、自分と自分以外の人間との距離感

ってそれぞれありますね。

職場でも上司や同僚との距離感もそうですし、家族はまた別で、親戚は

さらに別ですね。

前に書いたように今年母が逝去したので、年賀状を出さない旨の「喪中

はがき」を作成してもう発送も済んでいるんですが、「誰に出すのか」

について、出す前にちょっと考えましたね。

結局、職場では母が亡くなった時に葬儀日程の連絡が職場で回覧みたい

な形で流れましたので、母が亡くなったことはみな知っています。

で、職場の人には喪中ハガキは出しませんでした。

となると出すのは友人関係・親戚関係になります。

友人関係はともかく、親戚関係もちょっと考えました。

だって葬儀に参列してもらっているので、喪中であることは当然知って

いるわけです。

そもそも年賀状というのは、何かで読みましたが普段付き合いがない

遠方の知人に出すのが本来の目的だと聞いたことがあります。

ですから普段会っている職場の人や親戚にはわざわざ出す必要はないと。

まあ、これも何かで読んだだけですのでこれが本当に正解かどうかは

わかりません。

 

母が亡くなる前の話ですが、母から出す年賀状を作成して、代理で親戚

や母の友人知人関係に送っていましたが、もう母も認知状態で居住も

実家から施設に移っていましたので、「年賀状仕舞い」を送ることにし

ました。

それまではまだ実家に父がいましたが、父も亡くなって実家に誰もいな

くなったからです。

調べたら、そういう事情で年賀状のやりとりを辞めるケースがあるそう

です。

その時もパソコンには年賀状のやり取り履歴が残っているんですが、

名簿には名前があっても、もうやり取りしていない人には送りません

でした。

 

一般的な社会的慣例として、普段付き合いがある人にも年賀状を出して

いますよね、自分も今までそうしてきました。

しかし特に職場関係とかで、一度年賀状を出したことがあってそれ以来、

特に親密な関係になくても惰性で毎年送ってしまう人もいます。

 

結婚式もそうですね。結婚式そのものから呼ぶ人とか披露宴から呼ぶ人

とか、二次会だけ来てもらう人とか。

注意しないといけないのが、一旦招待状を出してしまうと相手の人は出席

する場合だけでなく、止む無く欠席する場合であっても義理でも多少なり

ともお祝いを包まなければいけないからです。

一般的には1万円ですかね。

招待する人の厳選って大変ですよね。

 

男女間の距離感と同性間の距離間はまた違うでしょうが、昔に比べると

ベタベタした関係というのは少なくなったような気はします。

職場でもセクハラやパワハラアルハラなどについて、コンプライアンス

の重視から、ずいぶんと他人との距離がさっぱりしました。

昔気質の人からすると、「味気ない人間関係だ」ということになるでしょう

が、それでも仲良くなれる関係の人は出来るんですから、これで良かった

んじゃないでしょうか。

もともと自分がベタベタした人間関係が苦手で、こういう考え方になるん

ですけどね。

親戚関係でもどうにも合わない人もいますが、付き合わないわけにはいか

ないし、必要な冠婚葬祭には声掛けもしないといけません。

どこの家でも嫁姑問題とかよく聞きますし、「切りたくても切れない関係」

というのはあるので、あまり自分を押し殺さないよう適度な距離を持ちな

がら付き合っていくしかありませんね。