ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

国や自治体の大きさや役割

そんなに大そうな話が出来るわけでもなし、たぶん難しくも

ない話です。

大きな政府」「小さな政府」という言葉がありますね。

大きな政府というのは、福祉が国民の隅々まで充実していて、

その代わり税金が高く政府予算も大きい体制で、小さな政府

というのは、税金も安く政府予算も少ないので「自分で稼い

で生活して」というスタイルです。

小さな政府は自由がきき易いですが、貧富の差が出やすい

ですかね。

スウェーデン大きな政府の代表で、アメリカは小さな政府

の代表のようです。

日本はアメリカに近いらしいです。

で規模は全然違いますが、自治体の住民の関係にもこの考えは

影響しているかと思います。

特に、市役所(役場)というのは、直接住民とやりとりをする

自治体組織です。

住民にすれば国県に収める税金の他、そこの自治体に税金を払う

ので最大限のサービスをしてしてほしいといいます。

当然自治体としては職務として定められた業務は行う必要はあり

ますが、それに対して住民が納得いかないと、「何のために税金

払っているんだ」と不満の声になるわけです。

ここ数年前から声が聞こえてきているようですが、自治体と町内

会と住民の関係もありますね。

例えば比較的クレームになりやすい事例があります。

町内の道路側溝に泥が溜まって水の流れが悪くなっているとします。

町内内単位で美化作業とかをする区域もありますが、それに反発

する住民もいます。

「何で税金払っているのに自分が公共の側溝の泥さらいをしなく

てはいけないんだ」と。

基本、話の筋は通っています。

ただ役所側にすれば、年間計画があって、雇用している作業員に

その業務をお願いしているわけですが、一般住民が作業しにくい

場所とかに作業をお願いしたりするので、近隣の一般住民たちで

出来るところがあれば話が早いし、その税金も使わなくていいので

助かるわけです。(作業する消耗品の摩耗が少なくなる)

住民からの要望をどんどん唱える組織を目指したら、予算が膨れて

いくことになります。

ただし当然住民からの正当な要望もあるので、そこは調整というか

攻めぎあいでしょうね。

今は自治体も多様化する業務と、少子高齢化に向けた対策も含んで

いるんでしょうが、IT化がどんどん進んでいます。

昔みたいに人員を大幅には確保出来ないので、ITで出来ることは

簡略化していこうという流れです。

自然自治体も「小さな政府化」するんじゃないかと思っています。

自動車保険の使い方と一緒で、大きな事故や人身事故等は保険屋

さんに連絡しないといけないですけど、微々たる自損事故までいち

いち保険で補填していたら、保険料が上がるだけという話と一緒

です。

色々な情報発信や大きな作業は自治体にお願いしないといけない

ですが、日常のいちいち細かいことまでお願いしていたら、自治

も不要な人材や予算の確保に努めなくてはいけませんものね。

そこのバランスを上手く意識しながら生活していきたいものです。