あまりメジャーではない映画は、単館映画館で上映されていたり
します。
しかもレイトショーだけだったりすることもあります。
今はDVDレンタルなどが出回って、作品にもよりますがそれで
観られたりして、単館映画館に行くことはほとんどなくなりました。
自分が大学生のころは、時々行ってたんですけどね。
あるホラー映画を単館映画館に観に行った時の話です。
小さなエレベーターで2階に上がるんですが、一緒に乗った数人の
客の顔をチラっと見ると、今にも泣きだしそうな青白い顔をした
若い男性ばかりでした。今の表現なら陰キャという言葉が一番ぴっ
たりくるんでしょうか。いやもっとやばかった気もします。
と失礼なことを考えて他人を見てたらハタと思ったんですが、自分
も人から見たら同じように映っていたんじゃないでしょうか?
決して自分も陽キャタイプじゃなかったし。
そう考えたら、他人をとやかく思うのをやめました。
特に単館映画館ではSFとホラー作品をメインに多く観ましたね。
まあ、よくこんな低予算なB級映画作ったなあ、と観ながら感想を
持ったりします。
見てがっくりして、お金と時間を無駄にしたな、と反省することも
あったけど単館映画館行きは止められませんでしたね。
全部を覚えているわけじゃないけど、観て大当たりだったな、と
思った映画もあります。褒めなので作品名も出しますが。「クラス・
オブ・1999」という映画です。
「ターミネーター」によく似たロボットが学校で暴れる映画ですが、
テンポも良くて面白かったです。
単館映画館のいいところは、商業ベースから外れたマイナーな作品、
あるいはリバイバル的に何らかの事情でDVD出来ない映画を上映
したりするので、これからでも、いい映画があったら、また単館映画
館に行こうかな。