テレビのニュースや雑誌で未解決殺人事件とか見ると、いやな気持になります。
前にも書きましたが、自分は今の幽霊の在り方については懐疑的な考えもあり
ますが、存在はしてほしいという気持ちも同時にあります。
自分という存在とか意識が、肉体の死亡と同時に亡くなってしまうのに強く
抵抗を感じるからです。
死んだ後に、家族の様子を見たいとも思いますね。
まあ今まで生きてきた中で、今現在ではこれといって強く恨んでいる人とか
いないし、今からも殺されない限り人を恨んで死ぬこともないでしょう。
でも実施には殺されて死ぬ人はたくさんいます。
日本の警察は他国に比べて優秀だと思いますが、それでも犯人がわからずに
未解決になっている事件はたくさんあると思います。
実は行方不明事件扱いの中にもそういう事件が含まれていたら、実際は何件
なのか想像もつきません。
そういう亡くなり方した人、無念ですよね。
ただ亡くなって意識がまだ残っているという前提の話ですが。
そうして物証がなく事件にならない場合は、犯人は普通に生活できてしまう
わけです。
もっとも犯人側も色々で、自分が殺したことを後悔している人もいれば、
特に日常生活に意識しない人もいるでしょうね。
後者の人はプロみたいな感じだと思います。
さて殺人を後悔しない人の場合、殺された人は無念ですね。
出来れば、殺した人の枕元に立って「恨めしや~」とやりたいわけです。
それで犯人が怖くなって警察に自首したら、少なくとも未解決の殺人事件は
大幅に減るわけです。
殺された人の遺族も一安心するでしょうね。
これ戦争にも言えると思います。
もちろん自国に攻め込まれて、防衛のために攻撃国の兵士を殺害するという
場合もあるでしょうが、戦争は簡単に人を死なせすぎる。
特に爆弾等使う場合は、遠くの人間を爆弾装置で間接的に殺すわけですから、
人を殺すという実感が湧きにくいわけです。
おまけに大量に殺せて、死んだ人がどんな人かも分からない。
爆弾攻撃の場合、殺された人にとっては誰が爆弾を落としたかは特定しにくい
でしょうが、敵の上層部は分かるでしょうから、そっちに化けてやれば相手側
はうんざりするでしょう。
難しいですが、「できるだけ死者が出ない戦争」を目指してほしいものです。
普通の雑人もそうですが、「因果応報」がはっきりする社会になってほしい
ものです。