ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

弱肉強食の苦痛

前にも書きましたが、ユーチューブなどで、野生動物の生態を見るのは

好きです。

特に、ライオンなどが獲物となる動物をハントして、貪り食うシーンなど

を好んで見ます。

肉食動物が美味しそうに肉を食べるシーンが好きなんですかね。

後はワシ等の猛禽類の鳥が、やはり他の生き物を捕まえて食べるシーンとか。

肉を食べる行為が爽快でダイナミックに感じるからですかね。

でも食べられる方は堪ったもんじゃないわけです。

肉食獣が確実に獲物を殺してから肉を頬張るのはいいんですが、生きたまま

食いにかかる、あれはけっこうきついですね。

ユーチューブの動画でも、生きたまま食べられる動物の断末魔が入ったもの

ががありますが、サムネでその旨触れていますね。

 

人間は別として、自然界では弱肉強食の掟がはっきりしています。

ある動物が生存していくために、別の動物を捕食することはやむを得ない

ことだと自分も認識しています。

これは誰が善で誰が悪という話ではないからです。

だからユーチューブの動画を見ていると、アフリカの自然公園とかで人間が、

ライオンなどが獲物を捕まえる場面を目撃しても静観するだけです。

でも上に書いたように獲物の断末魔は悲しいですね。

弱肉強食はやむを得ないにしても、自然は捕食される動物が苦しまないよう

カニズムを構築出来なかったんですかね。

よく人間は愛が大事といいますが、自然界には慈愛とかはないんですかね。

ただ繁殖というか子孫継続のために、ほぼ全ての動物が自分の子や卵を外敵

から守り、一人前になるまで大事に育てます。

子供を守る為に、敢えて外敵が自分に注意が向くよう囮になる動物もいます。

でも逆に、獲物が子供であっても情け容赦ないんですよね。

自分が見て惨いなあと思った動画は、出産したばかりの草食動物が生まれた

子供と併せて、ライオンに食べられる動画でした。

じゃあ植物を食べる草食動物は残酷でないのかと言われると、何とも言え

ません。

植物が苦痛を感じていないかは誰にも分からないからです。

魚・鳥・昆虫然りですね。

みな、自分が捕食する分には獲物の苦痛を考慮しませんが、自分が獲物に

なるには必死になって抵抗します。当然ですが死ぬからです。

 

地球という神様は、せめて死ぬときの苦痛を取り除くことが出来ないのか

と思いますが、どうしようもないんですね。

唯一の救い?は悪い奴がいない。みな自分の生命活動の継続と子孫繁栄の

ために食べるということだけですね。

苦痛への哀れみなんて考える動物は人間だけですね。

幸いにして他の動物から捕食される可能性が極端に少ない人間ですが、そう

いう哀れみの精神そのものは持ってていいとも思います。

それこそ知能と精神が発達した高等生物の証。