自分は昭和生まれなので、しかも長かった時代なので、令和になった
今でも特別なノスタルジアを持っています。
そういう人は多いんじゃないでしょうか？
昭和は自分が生まれる前ですが、戦争があって不幸にもたくさんの
人が亡くなっています。
そのあと驚異的なスピードで経済成長を遂げて、人々の生活も大きく
変わっていきましたね。
自分が生まれたころは既にテレビ放送があって、自分が物心ついた頃
には特撮ヒーロー番組も始まっていて、ウルトラマンや仮面ライダー
に胸を熱くしたものです。
昭和時代は６４年で幕を閉じ、直ちに平成の世になったわけですが、
もちろん自分だけではないですが、天皇の崩御、新しい天皇への移り
変わり、新元号の発表など人生で初めて経験しました。
そして平成が始まりました。平成は結局３１年４月までで、そのあと
令和の時代が始まって今に至るわけですが、もう令和５年になって
います。
今の時代からみて「平成と言えば」というと、もうバブルは終焉の
時代だったようです。
平成の世を振り返ってみたら、平成７年１月の阪神淡路大震災、同
年３月の地下鉄サリン事件に始まるオウム真理教騒動、そして平成
２３年３月の東日本大震災という戦後最大の災害も発生しています。
もちろんどれも大事件で、記憶に留めるべきことなのですが、でも
これしか大きな事件として自分では印象がない。
約６０年続いた昭和と約３０年だった平成。ほぼ倍の差の年月があり
ますが、それによる事件の発生量の差ですかね。
世界的に見ても冷戦の終結や同時多発テロからのテロとの戦いなど、
確かに大きな出来事は起こっています。
これが正解かどうか分かりませんが、自分が生まれた時代で、長くて
ウルトラマンや仮面ライダーなどの正義のヒーローがいたから、特段
印象が違うんですかね。
平成だって北斗の拳があるなと思ったら、昭和５８年でした。
もちろんこれは、昭和にノスタルジーを感じるおっさんの意見です。
平成の人には平成のノスタルジーがあるでしょうが、まだ令和になって
１０年もなっていない時期なので、そんなに懐かしくもないのかも
しれません。
大正時代は短くて１５年間、明治は４５年間ですかね。
もちろん日本史などを見れば歴史は知れますし、明治などは江戸時代
からの体制の激変ということで、大変な時代であったはずです。
ただもちろん高齢者で未だ生存されている方もおられるでしょうが、
どんな時代だったかとか、自分の思い入れを話してもらうのはもう厳し
いかもしれません。
特に自分は昭和に強い思い入れがあるからといって、平成や令和の
時代を軽んじたりすることはありません。
今でもウルトラマンや仮面ライダーを見ると、ああ懐かしいなあと
つい見入ってしまいます。
いいおっさんでもこれは許容されると思っています（笑）
令和の次の時代が来たとき、平成生まれの人は「ああ、自分が生まれた
平成時代はこんな時代だったんだよ」と懐かしむかもしれませんね。
