ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

人間以外は、自分の姿を知っているか?

毎日起きたら、顔を洗ったり歯を磨いたりする時に、基本鏡を見ますね。

生まれて物心つき始める前から、親に鏡に映った自分を見せられ、段々

自分の顔というのを認識していきます。

では人間以外の動物はどうでしょう?

基本野生の世界には鏡がないので、自分の姿を映すものがありません。

同族の姿を見れば自分の仲間を認識し、少なくとも自分の手足を見れば

その辺は同じだと認識できるでしょうね。

池の水を飲む時に自分の姿が映るはずですが、自分が映っていると認識

できているんでしょうかね。

ただ水を飲んだりする時以外は自分の姿を映すものがないので、昆虫と

かはそのあたりどう認識しているんでしょうかね。

蜘蛛なんて8本脚で、男の自分でさえ気持ちわるくて好きになれない

フォルムですが、当然蜘蛛自身はそんなことを考えていないはずです。

そんなことを考える知能もない。

動物も昆虫も、長きに渡り自然界を生き抜くにあたって今の造形になって

いるはずなので、生まれたときから不自然に考えない。

ただし、何かの突然変異とか先天的障害で、例えば2本の脚しか付いて

いなかった場合などは自由に移動もできず、生きていくのに不都合の

連続でしょう。

獲物も満足に取れないかもしれないし、苦痛を感じるかもしれない。

苦痛を感じるのであれば、その蜘蛛は自分の体に満足しないでしょうね。

 

動画で不気味な色の毛虫とか見たことがありますが、自然界では不必要な

無駄はないそうで、毒々しい色の場合は天敵を威嚇する意味がある場合

があるそうですね。

人間から見たら気持ち悪いの一言ですが、とうの毛虫は必要だから生まれ

た時からそんな色なので、当然自分では気持ち悪いとか思わない。

となると、鏡を見る習慣があり自分を認識できるのは人間だけでしょうね。

ただたまたま野生に鏡がないだけで、猿は鏡を見たら自分だと認識できる

と思います。

それでも、化粧をする、髪型を気にして必要に応じて散髪したり色を変える

のは人間だけですね。

これは外観ではっきりと、自分と他人を区別しているからです。

人よりかっこよく、きれいに見られたい、又は恥ずかしい恰好になっていな

いかチェックしたい、こんな欲があるのは人間くらいじゃないですかね。

人間以外の生き物は基本裸ですので、「服のファッション」という概念が

あるのも人間だけですね。

人間はいつから自分の姿を認識するようになったんでしょうね。

誰かに絵を書いてもらう文化が発展して、自分の姿が他人と区別するように

なったのかな?

そういえば先に書いたように、人間以外の動物は裸なので外見上の区別が

ほとんどつきません。

本能と匂いで、自分と同種であるかを判断しているんだと思いますが、人間

は人によって割と顔つきが違いますよね。

裸になっても顔だけで、知っている人間なのかなど区別がつきます。

こんなに同種で区別化があるのは不思議だと思います。

 

段々歳を取ったら、顔のしわがはっきりしだしていわゆる老人顔になって

行きます。

すると先に人間は同種で区別化があると書きましたが、その区別化が段々

見にくくなっていきます。

つまり高齢者は似た顔立ちになりやすい。

赤ちゃんの時もそうですよね。

似た顔が成長して、区別化されていくが、高齢化して結局また似た顔に

なっていく。

人間以外の動物は一貫していますね。

寿命が短い分、まわりと同じ顔で死んでいく。

これは運命ですが、人間に生まれて鏡を見て髪を整えたり、ひげをそったり

する手間があってよかったと思います。