ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

昔の中二病?

中二病」って言葉がありますね。

自分には闇の力が封印されているとか、ちょいマジで信じ込んでいる

思春期男子特有の妄想のことのようです。

ウィキペディアできちんと調べると、反社的で不良に憧れたりそういう

背伸びしたり、いっぱしの大人のマネをしたりする傾向も含むようです

が、今の扱われ方を見ると、冒頭の闇の力とか、自分選ばれた特殊な

存在だと思い込むタイプのことを指すのが多いように感じます。

しかもウィキペディアでは、男女の区別など書いていないですが、印象

としてはほぼ男子特有の現象ではないかと思っています。

女子ではあまり聞いたことがない。

こういう扱いは時々漫画などにも出てきて、笑いの対象とかになっている

のを時々見ます。

言葉そのものの発症は30年近くもなるようですが、でも自分が子供の頃

の昭和時代でも、ウルトラマン仮面ライダーに憧れました。

当時は家の周りでもまだ空き地が多かったので、変身ポーズをとって、

ヒーローに成りきっていました。

要はそれを「中学2年生でもそんなことをやっていたら痛いよ」という事

なんでしょうが、そのくらいの年齢になると大人びたく、子供の頃の特撮

ヒーローを鼻で笑う傾向にあったんじゃないかと思います。

その当時でも、同級生でまだウルトラマンに夢中だったりしたら、今で

いうヲタクということになるんでしょうが、当時はそんな言葉もなかった

し、たまたま周りでそういうのが好きな友人もいませんでした。

 

ただ、当時自分の家は少々複雑な家庭環境にあって、平凡で何もできない

自分を変えたいという気持ちがありました。

そういう感情で特撮ヒーローみたいになって色んなことが出来たらいいな、

という現実逃避的な気持ちはありました。

前のブログにも書きましたが、再び昔の特撮ヒーローにノスタルジックな

感情で接するようになったのは大人になってからですね。

逆に、DVDで特撮物をレンタルしたりユーチューブで見たりしています。

もっとも、子供の頃のような変身願望ではなく、自分の少年時代を懐かしむ

感覚です。

そういう意味では特撮ヒーロー好きなのでヲタクのカテゴリーには入る

んでしょうね。

中二病ネットスラング厨二病という書き方もされて、言葉そのものは

市民権を持ちつつあります。

ヲタクもかつての幼女誘拐殺人事件で、一気に嫌悪イメージに落ち込みま

したが、今では市民権を得ている存在になっています。

むしろそれで商業ベースで利益を得る構造もありますね。

自分もちゃんと調べたわけじゃありませんが、今の中二病はあくまで思春期

(男子オンリー?)の子どもの妄想みたいなポジションですが、そのうち

大人が中二病になることを、一般社会が普通に受け入れる時代が来るかも

しれません。