最初にスパイ映画にはまったのは、007シリーズですかね。
ショーン・コネリー、ロジャー・ムーア時代のジェームズボンドが好き
でしたが、まあこのシリーズは大体好きです。
定型化されているというか、最初の銃口からボンドが歩いて登場して、
逆にこちらにピストルを向けるお決まりのOPがカッコいい。
それ以外にもお約束要素が色々あって、敵味方関係なく美女が登場して
ボンドと深い関係になっちゃうとか、ボンドが敵の罠に嵌って殺される
時、すぐに殺さずに大げさな罠を仕掛けるので、却ってボンドが脱出
するスキが出来てしまうとか、そういうのが好きでしたね。
TVシリーズではスパイ大作戦シリーズが好きですね。
旧シリーズはDVDボックスも買いました。
緻密な作戦で敵の心理の読んで作戦を仕掛けるとか鮮やかでいいですね。
冒頭の指令が伝わった後、「なおこのテープは自動的に消滅する」という
お決まりのセリフが面白かったです。
これのピンオフ作品が寧ろ大ヒットした映画がミッション・インポッシブル
ですね。
今スパイアクション物で色んな映画が出ています。
ショーンコネリーに代表されるような野性味ムンムンのスパイは持てない
ようですが、シャープでスタイリッシュなスパイが主流でしょうね。
「Mr.&Mrsスミス」なんて面白かったですね。
昔のコメディタッチですが、「それ行けスマート」も面白かったです。
で、元の007シリーズの話に戻るんですが、ショーンコネリー主演の
「ゴールドフインガー」、ロジャームーア主演の「私を愛したスパイ」と
「ムーンレイカー」が個人的にはマイベスト3作です。
残念ながら自分は後から知ったので、いずれも映画館で観ていません。
映画館で観たら迫力満点だったでしょうね。
悪い奴をやっつけて美女とイチャイチャしながら終わる、典型的なハッピー
エンド映画。
心理的なスパイ映画も嫌いではないですが、こういう分かり安い映画の方
がさっぱりしていいですね。
「オーステインパワーズ」シリーズなんで、何も考える必要もないコメディ
スパイ映画なので、これも好きです。
冷戦時代はソ連が仮想的国なので、007シリーズにもソ連は登場しますが、
直接の悪役にはなっていません。
寧ろ世界征服欲に駆られたイカれた大富豪との闘いだったりします。
ソ連が敵じゃシリアスすぎますもんね。
大抵の子供は思春期に中二病を発症しますので、自分も変身ヒーローにマジ
になりたいと思ったり、少しだけ大人になってもこっこいいスパイになり
たいなって思ったりしました。
結局単なる社会人ですが、実は裏でテロリストを退治する「トゥルーライズ」
みたいな父親だったりしたらいいな、思ったりすることもたまにはあります。
でもせめて、悪党から世界を守るヒーローの活躍を映画で観たいです。