自分は今、日産の車に乗ってます。
で、毎日通勤なり私用で運転しているわけですが、たまたま交差点で
赤信号で止まった時、ふと自分の後ろに止まった後続車をルームミラー
で見ると、同じ日産車だったりします。
日産車は車の正面にロゴがあるので分かります。
「ふーん同じ日産車か」思うだけで、話はそれで終わりなんですが、
毎回交差点で停まって後ろの車の車を見るとき、毎回日産車だとちょ
っと事情が変わります。
「日産の車ってそんなに多いの？」「自分の後ろに日産の車が付くの
は本当に偶然？」
実際にはそんなことはないはずですね。
当然他のメーカーの車もたくさん走っています。
もちろん、交差点で自分の後ろにも他のメーカーの車が止まることが
たくさんあるはずです。
そうなると交差点で停まっている時に後ろを見て、「何だ、日産の車
ばかりじゃないじゃん」となるはずですが、不思議とその感想の記憶
がない。
なぜ記憶が偏るんでしょうね？
普段日産以外の車が止まっても気にもしないけど、日産の車が後ろに
止まった時だけ意識するから、「あ、後ろがまた日産の車だ」と意識
して記憶に残るんですかね。
今こういう文章を書いていますから、あとで車に乗った時思い出して
「ほら、後ろは日産の車じゃないじゃん」となりそうですが、安心して
かそのことも忘れて、また日産の車が後ろに止まった時に「あ、また
日産車だ」って意識しそうな気がします。
人間の記憶の方法って癖があるんですかね。
ある野外イベントが明日あるとして、雨天中止の場合自分は、「行きたい」
「行きたくない」どちらかになると思います。
天気予報を見ると雨が降るか微妙です。
で、当日雨が降ったかどうかで、「降ってよかった」「降って残念」となる
わけですが、単なる気象現象ですので実際は運不運は関係ありません。
でもその人にとっては、「自分は運がいい／悪い」の判断になるでしょうね。
ましてやそうしたことが２、３回連続して続くと「自分の運不運はすごいな」
って思うでしょうね。３回目くらいは偶然であるでしょうね。
でも４回も続いたらどうでしょう。
可能性０とはいいませんが、何か別の力が働いているんじゃないかって思い
ます。
人間、偶然が続くほど「何か確率以上の力が働いているな」って思うもの
だと思います。
場合によっては人為的に偶然を見えないように作り出すことも可能でしょう
が、気象現象は極めて難しいでしょうね。
自分の人生を自分の見えないところで人為的にコントロールされていたら
ショックですから、成功であっても失敗であっても自分で選択する人生を
歩みたいですね。
何かどうでもいい後続車の話から、最後はちょっと偉そうな話になって
しまいました。
