怖い心霊映画と言えば有名なのは、「リング」や「呪怨」ですね。
劇場映画で特に怖かったなあ、思ったのは「回路」ですね。
薄暗い場所から、半透明の女の人が異様にゆっくりと正面に歩いて
来るシーン、怖かったです。
実は劇場版でないオリジナルムービーで（鶴田法男監督作品）で、
「ほんとうにあった怖い話」ってあるんですが、その中の１話に
「夏の体育館」というエピソードがあって、出てくる女の幽霊の
雰囲気はそっくり。「回路」が影響を受けている可能性は高いけど、
どっちにしてもビビリまくる怖さですね。
もうひとつ同じ収録作品の中に、「霊のうごめく家」というのも
あって、こっちは出てくるのは男の幽霊だが、これも怖い。
しかも幽霊が登場するシーンは昼間なのに、幽霊とはっきりわかる
演出。すごいですわ。
この２エピソードは怖いとネット上でも評判で、観ていない人は
ぜひ。
そうそう怖い話といえば、「世にも奇妙な物語」のひとつに「見たら
最後」というエピソードがあります。
笠井利夫主演で、日本人形がテーマの話ですが、いやこれけっこう
怖いですよ。
全編いたるところに日本人形が登場するのが不気味。
調べた限りでは、どうもＤＶＤ収録化されていないようです。
「呪われた美女たち 悪霊怪談」に登場する「心霊ビデオ」という
話もなかなか怖いです。
だんだん近づいてくる女の幽霊が不気味。
外国のホラーは派手でショッキングな物が多いんですが、十分怖いな
と思えるのは、「シャイニング」「シックスセンス」ですかね。
どっちも有名な作品なので、あえてレヴューは書きませんが、ゾっと
する怖さです。
ホラー映画は夏が定番なんて昔は言われましたが、今は季節感ない
ですね。いつ観ようと、怖いものは怖い。
また機会があれば、今回書けなかった怖い映画について書きたいと思い
ます。
