子供の頃の体験ですが、渓谷に泳ぎに行ったことがあります。
海みたいに強い日差しもなく、ひんやりとして水も冷たくて良かった
ですね。
ただ、自分が泳いだところは割と底が深いのか、下の方が緑化して
見えないんです。
心霊的な怖さとは違うんですが、未知の生物がいるかもという気持ち
がしてちょっと怖かったです。下の方まで潜らないようにしました。
前にも書きましたが、自分の実家は山を切り開いた住宅街です。
実家は奥まったところなので、家の裏はもう山です。
夜トイレに行ってそこから裏山を見ると、当然真っ暗な森が見えるん
ですよね。
普段はそうでもないですが、怖い映画とか見た晩とか、山でガサガサ
と音がするともう怖い。
何かいるんじゃないか。小動物ならいいんですが、それが幽霊的な
存在だったり、大型動物だったり、普通の人間であっても、どの場合
でも怖いんです。
慌ててトイレから出ていましたね。
今でもその雰囲気は変わりませんね。
後は小学校の体育館倉庫とかですかね。昼間の話であっても倉庫に一人
で行ったりして、その倉庫にもうひとつ小部屋を見つけたりすると、
何があるんだろうとちょっと怖くなったりしました。
自分の生活圏は都市ではありませんので、自然がけっこうあります。
生活圏内にいくつも小さな森林があります。
車で往来する時、その森の近くを通りますが一般人が入りにくいように
なっているのか、もう何十年もなるのに未だに入口にすら入ったこと
がありません。他の人が入っているのを見たこともありません。
禁足地(きんそくち)というんですか、宗教上の理由などで普通の人
が立ち入ってはいけない場所が日本各地にあるようですが、そういう
場所が生活圏内にあるわけではありません。
でも生涯入ることのない未知の場所、入れるけど怖くて足を踏み入れたく
な場所というのも身近にあるんですね。