ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

世界に共通する地獄

子供のころに、悪いことをして捕まった人などがテレビに映っていて、

親が「あーゆー人は地獄に行くんだよ。悪いことをすると死んだら

地獄に行くから、悪いことをしたらだめだよ」と、教訓的に教えられ

たりしました。

「悪いことをしたら死んだ後に地獄行き、いいことをしたなら天国行き」

という至ってシンプルな教育をされてきました。

この考えは他の国ともある程度は似通っていて、宗教観で異なる部分も

ありますが、たいていは神に対して不信心だったり不道徳な行為をする

罰せられるのは共通しているようです。

対して天国のイメージってどうにも理解しにくいです。

善行を行って来た者が行く場所、というのはおそらく間違いないのです

が、どういう場所なんでしょうね。

昔見たコメディ漫画で、善行を積んできた男が天国行きを神様から告げ

られ大喜びをするのですが、行ってみると確かにきれいで静かで穏やか

な場所で、苦痛もないのんびりした場所なんですが、それ故他に何も

ないので、すぐに飽きてしまい天国に来たことを後悔したという話でした。

 

対して地獄はバラエティに富んでいますよね。

ここからは日本的なイメージで話しますが、まず死ぬと人間はみな三途の

川の手前に来ます。

ここで後ろから呼び止められると生き返る、という話を聞いたこともあり

ます。

で、閻魔大王などの審判官の前に行き、生前の行いを精査されて罪が重い

と断罪されると地獄生きが決定するようです。

行った罪の重さや多さで、それに見合った地獄に落ちるとのことです。

昔子供のころ、地獄のテーマパークみたいのがあって見に行った記憶が

あります。

そこのテーマパークのイメージですが、暴力を振るっていた男が血の池

地獄に落ちて、いつも溺れそうになっている展示でした。

血溢れる展示で、迫力あって怖かったです。

自分は幽霊肯定派ではあるんですが、地獄の存在はあってしかるべき

だと思ってます。

真面目に生きて死んだ人と、極悪非道を尽くした悪人は死んだらただの

平等な遺体というのはどうなんだって思います。

実際は死んだらどうなるかわかりませんが、退屈かもしれないけれど、

やはり天国に行きたいですね。