ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

健康診断を進化させたい

昨日は年に1度の職場の健康診断でした。

胸のレントゲン撮影とかは検診バスでやるのですが、検診のため軽装に

なっていて、バスの前で待つのは寒いんです。

いつも暖かい時期にすればいいのにと思います。

検診のやり方は検診会社によって多少違うんでしょうが、自分の職場で

は、胃の検診はバリウムを飲んで、360度回転するベッドに乗って

色んな角度から撮影します。

経験された方も多いと思いますが、バリウムは一気に飲んでゲップして

はいけないんですよね。

腹をタプタプさせたまま回転ベッドに乗り、撮影技師さんの指示に従い

ながら、左の腰だけちょっと浮かせるとかした状態で、息を止め撮影

出来ると、ベッドがグルグル回転します。

さながら宇宙飛行士の訓練のようです。

朝食を抜いてからバリウムをゲップせずに飲み、グルグル回って撮影

するのですから、もうヘトヘトですね。

そしてすぐ下剤を飲んでバリウムを便として排出しないと、腹の中で

バリウムが固まって地獄を見ます。

前に下剤飲むのを忘れて、バリウムが大便の排出口に固まり、通常の便

も出なくなって、悲惨なことになった経験があります。

その時には病院で看護師さんに手で便を掻き出してもらうという、恥ずか

しい経験をしました。

毎年年1回のことですが、一向に慣れません。

 

このバリウムを飲むやり方は、ずいぶん前からあるんじゃないかと

思います。一番ガンなどの異様物を見つけやすいのか、特にやり方が進化

したようには見えません。

強いていうなら、バリウムがフルーツ味に近くなって、昔に比べて多少は

飲みやすくなったことでしょうか。

検診会社にしても、今のやり方が一番いい、ということであればわざわざ

やり方を変えるということにはならないのかもしれません。

 

映画でボディチェックをするとき、ある場所に立つと人間が電子画像化し、

武器を持っていないか一瞬にチェックする場面がありますが、検診もそう

ならないですかね。

一定の場所に立てばいくつもの光線が人間の体をスキャンし、ガンなどの

異物を見つけると瞬時にメッセージを表示するとか。

自分は大腸ポリープが出来やすいので、2年に1度検査して、ポリープを

摘出してもらうんですが、あれもけっこう検査方法しんどいんですよね。

カメラが大腸に入って綺麗に撮影できるために、生ぬるいポカリスエット

みたいのを腹いっぱいに飲んで、便として排出する。

これを何度もやって大腸をクリーンにするんだけど、まあフラフラになり

ますね。

これも胃と同じくもっと効果的で、患者に優しい方法はないですかね。

 

昔見た傑作SFで、医学者を極小サイズにして病気の人間の中に送り込み、

病気の原因の細菌?みたいなやつをやっつける話がありました。

ウルトラセブンにも同じような話がありますね。

あと何年かかるか分かりませんが、悪腫瘍などをレーザー光線で一瞬に焼き

尽くすかっこいい検査方法や手術方法を開発してもらいたいものです。