ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

空間認識能力と方向音痴

自分の普段住んでいる家で、夜照明を消した後また付けるときに、暗い

空間でだいたいの照明のひもの位置を見つける能力を、空間認識能力と

いうらしいですね。

感覚的に身体(脳?)が場所を覚えていて、視覚に頼らなくても場所を

把握できるらしいです。

また車を運転していて、足でアクセルやブレーキを踏んだりをいちいち

目で確認しなくてもやってのけますね。

当たり前のようですが、人間の身体能力ってすごいなあと思います。

で、この空間認識能力という単語をネットで調べていたら、この能力が

高いと運動神経に優れ、とくにドッヂボールがわかりやすいですが、四方

八方から投げられるボールをスムーズに避けたりできるそうです。

また地図を見て、他人より現在地から地図上の目的地までの方角や距離

を正確に掴めるそうです。すごいですね。

 

逆にこの能力が低い人は、普通に歩いていてもよく何かに躓いたり、少し

遠くからボールが飛んできてもボールが来る場所がキャッチ出来なくて、

落としたりします。

自分も高校の体育授業でソフトボールをやっていて、外野の守備になり、

自分のところに高くフライで飛んできても、場所がずれて上手くキャッチ

出来ないのは、目が悪いからではなく空間認識能力の問題だったんですね。

でも当時はスポーツに不器用な人を全般的にひっくるめて、「運動音痴」

って言ってましたけどね。

 

また空間認識能力が低いと方向音痴になるようですね。

自分も知らない土地で車の運転とかしていると、交差点で右折と左折を

間違えることがります。

本来進むべき方向と自分の感覚が合っていないんですね。

今はナビがありますから間違えることもなくなりましたけど、ただナビ

で「右折してください」とメッセージが出るのに、自分の感覚では「左

じゃないの」と思うことがあるわけで、違和感というか感覚のズレは

あるんですね。でもやっぱりナビが正解です(笑)

 

方向音痴に陥る一つの原因として、見知らぬ土地なので目の前の建物が

目的地の方向にある建物なのかあるいは逆の方向にある建物なのか、判断

がつかないことだと思います。

でももし空間把握能力に優れた人だと、そもそも出発の時点から東西南北

の感覚が狂わないので、例え自分の見ている景色が初見であってとしても、

正確に目的地に着けるんだと思います。

 

そうそう生物学的な特徴として、男性の方が女性よりこの能力に優れて

いるという記事も見たことがあります。実際はどうなんでしょうね。

当然個人差もあるでしょうし、自分は男性でも方向音痴です(笑)

 

ネット記事とか見ると、空間認識能力が優れていると大抵のことに応用

できそうなので、社会人になって大成できそうですね。

大人になってからこの能力が劣っていると思う人が、訓練して一般平均

並みに能力を高められるのかは分かりませんが、小さな子供の英才教育

の一環として、これを鍛えたりする動きが始まるかもしれませんね。

もし英才教育の結果、将来器用でスマートな大人たちの社会になったら、

無駄なコストは大幅に減るでしょうが、味気ない社会になるかどうか、

くらいですかね、懸念は。