ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

雲の上の感覚

自分は何度か飛行機に乗ったことがあります。

前に書いたことと重複するところがあるのですが、自分は高所恐怖症

で、飛行機は本来苦手です。

ですが、外国とか、国内でも遠方の地で電車だと時間がかかり過ぎる

ところは飛行機を使わざるを得ません。

基本飛行機は、離陸してしばらく上に上昇しながら、雲の上に入って

いきますね。

雨の日だと、濡れていたのが雲の上に入ると何もなくなるのが不思議に

感じたことがあります。

雲の上を抜ける時、上昇でも下降であっても、ちょっと機体がガタッと

することがあってそれがちょっと苦手なのですが、入ってしまえば静か

なものです。雲の上なので下の景色が見えません。

本当、何もない世界です。

トラブルでもなければ他の航空機に会うこともないでしょう。

飛行機が発明される以前は、こんな世界が見られるなんて考えもしませ

んでしたね。

もっとも飛行機内なので、実際その世界で音がするかは分かりません。

雨の日に飛行機に乗ると、雲の上に上がればたちどころに雨がなくなり

ますね。

でも雷光は下の雲を見たら見えるんですかね。そこは気になります。

 

ただ、一般の人が出来る経験はそこまでですね。

宇宙飛行士で地球外に出る人は、更に上に行きます。大気圏を抜ける

時とか、周囲の景色とかどんな風に見えるんでしょうね。

地球の丸さが分かる高さまで来たら、壮観でしょうね。

一般人では経験できない景色を直接見ることになります。

これまでと人生観が変わっても不自然じゃないと思います。

何もない宇宙空間があって、丸い地球が浮かんでいる。

なぜ下に落ちないのかとか、不思議な感覚に捉われるんですかね。

想像もできない世界だと思います。

で何かしらの年月時間を得て、地球に戻る。

再び大気圏に入り、雲の下を抜ける。

ここからは通常の飛行機と一緒になりますが、下に降りるほど具体的な

地形が見えてきて、地上に降り立つ。

やがて誰かしらの人間と接触し、そして自分の家族や見知った人に再開

する。そこまで来て、自分の元の世界に戻るわけです。

それを考えると、自分はずいぶん高いところにいたんだなあ、と思う

わけですね。

まあスーパーマンとかじゃない限り、飛行機などの機体がないと行け

ないわけですが。

将来(50年で間に合う?)、人類が比較的安易に宇宙旅行に行ける

時代が来るかもしれません。

そうなったら、雲の上の景色とから見慣れ過ぎて感動もない世界が来る

かもしれませんね。

ただし宇宙は広いので、もっと神秘な未知な世界があるんだということ

に気づかされるんでしょうが。