ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

創作の難しさ

音楽・小説・漫画、こういうのは創作性があるから面白いですよね。

作者の人は自分の感性をもって、独自の世界観で作品を作っていく

わけです。

しかし例えばミステリー小説なんかは、昔から世界中の作家が知恵

を絞ってアイディアを出してきました。

それで現在、色んな作品が世に出ているんですが、後期になるほど

新しいトリックみたいなアイディアが出しにくくなっていると思い

ます。

なぜかというと、大抵のトリックは世に出ているし、自分で考えた

アイディアだと思っても、どこかしから過去に見た作品の影響を

受けていることもあるからです。

今は編集チェックも厳しいようですね。

過去に出た作品との類似性がないかチェックが大変のようです。

もちろん初めから意図して過去作品の丸パクリだとダメでしょうが、

中々創作性を出すのは大変だと思いますよ。

もちろん現実性のない、ムチャクチャなトリックとかならいくらでも

出来るんでしょうが、そうなると反則ですしね。

 

映画やドラマは違った意味で大変だと思います。

典型的な悪役専門の俳優とかがキャスティングされたりすると、それ

だけで「ああ、この人が犯人なんだな」と観客に想像されたりする

ので、そういう配役も、主役の俳優に引けを取らないクラスの俳優を

充てる必要がありますね。

もっともテレビの二時間サスペンスドラマだと、そこまでの配慮を

しないので、始まって30分で犯人の目星が着いちゃいますね(笑)

 

小説の話をしてきましたが、音楽もそうですね。

時々、音楽を聴くときにイントロの段階で「あれ何か似た出だしを

聞いたことあるな」って思うことがあります。 

これも難しいですね。

どのレベルを以て、「これ何の曲のパクリ」だとか判断基準とかある

んですかね。

裁判とかになった場合に、判断基準とか定められているのかな?

 

漫画はまだ余裕がありそうですが、しかし超能力を扱う漫画は厳しそう

です。

ジョジョの奇妙な冒険」なんて見てると、「あーこのスタンド能力

似たようなのを前に見たな」なんてなってしまうわけです。

漫画家も大変ですね。

 

まあ、これから先は小説も音楽も漫画も、どうせ何かしらの先に世に

出てる作品の影響を受けるでしょうから、丸パクリでないかぎり、

ある程度の創意工夫が見られれば、細かいこと言わなくていいと思い

ますけどね。