ちょっと観念的？な話をします。
そんなに怖い話にならないと思います。
昔から幽霊の存在については色々言われてきましたね。
普通に小説漫画や映画のテーマで多く取り上げられています。
自分自身ははっきりと幽霊を見たことはありませんが、こんな
体験をしたことはあります。
小学生の時に夜、少し墓場から距離がある道を通った時のこと
です。その墓場は擁壁で少し高い位置にあり、街灯がその擁壁
を照らしていました。
何気なくその墓場の照らされた擁壁を見ると、よく建物で避難
経路を示す人型の走るマークと同じ格好の影が、その恰好の
まま斜め左上の方にシュッと飛んで消えたんです。
よく聞く幽霊談とは一味違った経験ゆえに、唖然とはしました
が怖くはありませんでした。もしかしたら超常現象ではあって
も、心霊現象ではなかったのかもしれません。
それはともかく、自分は怪談話が好きで最近ではユーチューブで
そんな話ばかり聞いてます。
話自体は怖く興味深いのですが、事実かどうかと問われると前
から疑念に思っていることがあります。
別に科学的根拠がどうのと、物理的な話ではないんです。
日本は先の戦争で多くの方が亡くなっていますよね？
色んなところで多くの方が亡くなるようなこともたくさんあった。
でも個別の幽霊話は聞くのに、一度にたくさんの幽霊が目撃された
という話は聞いたことがない。
軍人達が歩く靴音の幽霊の話は聞いたことはありますが、場所が
特定化されている。全国であってもいい話です。
幽霊が現れる現れないも、生前の思いの強さの違いだという話も
聞いたことはありますが、戦争であれだけ多くの人が亡くなって
いるんだから、もっと多くの目撃談が日本中であってもいいはず
です。でも個別的な話しか出てこない。
自分は巷に溢れる幽霊話を、全て嘘だとか気のせいだと思うつもり
もありません。
ただ先に書いたように物理的な話てはなく、道理的な辻褄は合わ
ないなあって思っています。
ちまたに溢れる怪談のうち、本当の話はほんの一部かもしれませんね。
それでも怪談話は好きですけどね。
