ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

冬の海

海といえば、一般的に思い浮かべるのは夏の海だと思います。

特に若い人ほどそうだと思います。

それはそれで賑やかだし夏の風物詩のひとつなので、嫌いではないん

ですが、冬の海も嫌いじゃないんですね。

誰もいない海の侘しさが心に浸みわたるって書くと、演歌のCDの

ジャケットみたいですが、いや本当しんみり来ますね。

自分は荒波のほうが好きで、一番有名なのは東映映画のオープニング

で、波が岩にぶつかりながら東映のマークがクローズアップされる

やつですね。

あとは少々マニアックですが、必殺仕事人の初期シリーズでエンディ

ングのバックが波しぶきで、歌っているのが金沢明子でした。

あれもしびれたなあ。

 

元々海は夏冬に関わらず好きで、年齢的なこともありますが、泳ぐより

眺めるのが好きなんですね。

砂浜から海の向こうの水平線を見るたびに、「海はでっかいなあ」と、

子供みたいな感想をしてしまいます。

ただそれを見るのに夏だと人がたくさんいて、ワイワイして気が削がれ

るので、秋以降のひっそりした海が好きです。

一度だけ台風の時に沿岸沿いを車で走ったことがあります。

津波までは来てなかったけど、大きなしぶきが道路に飛んできていて

迫力満点でしたね。

でも若気の至りで安全を無視した行為で、褒められたものではありません。

もう二度とあんなことはしません。

この前沿岸沿いの店に用事があって、海岸通りを車で走っていたんですが、

そんなに荒い波ではないですが、サーフィンしている人が1人いました。

12月の中旬頃でした。いやびっくりしましたね。

寂しい海とかいうと、女性は失恋の悲しみとかで来たりするんですかね。

自分はそういう女性を見たことはありませんが、自分的には物思いに耽る

には、冬の海は向いてるかなと思います。

 

流石にあまりに寒いと行くのもためらわれますが、一度大雪の日に海岸を

見てみたいです。

そもそも一般道路で車を走るのが困難な積雪の時に、海を見に行くのは

困難なのですが、例えば大雪の前の日に海岸沿いのホテルに泊まって、

ホテルの窓から積雪の砂浜とか海の様子を見てみたい。

自分の意識に大きな影響を与えるか、実は大したことはないか、一度体験

してみたいものです。