ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

人間の精神の働き

自分たちは物心ついたときから、何かを見聞きして手に触って、現実と

いうものを認識していきます。

そこにあるものの距離感を認識して、これは手に触れるとかこれは熱い

から触れないとか判断します。

あるいは他人から、「それは熱いから触るとやけどするよ」という情報

を得て、対象物に触るのを止めたりします。

 

実はもう亡くなった父が、「せん妄」という精神的疾患に一時期掛かって

いました。

たまたま別の病気で入院中でしたが、その治療に加えせん妄がひどく

なったので、精神疾患の病棟に移りました。

自分も2,3日の割合で面会に行っていましたが、いやびっくりしま

したね。

病棟の白い壁に向かって「そこに犬がいる」とか真剣に言うんです。

もちろん自分にはそんな犬は見えません。

担当の先生から、「せん妄」という精神疾患のことを教わりました。

ずっとこのままだったらどうしよう、と頭を抱えましたが、何か月後

にそもそもの治療の完治に加え、せん妄も治っていたので退院し、日常

生活に戻れました。

いわゆる精神疾患というものは言葉で知っていますし、そういう障害が

ある人に会ったこともあります。

でも人間の意識って形がないものでしょう。

なぜ形がないものにそういう疾患が出るのか、やはり不思議です。

薬の投与による治療もあるようですから、やはり肉体と影響あるんです

かね。

自分は医学的知識がないので専門的なことは話せませんが、感覚的には

正直ピンときません。

 

ところで幽霊の目撃談ってどうなるんでしょう。自分は霊感とかないし

経験ないですが、例えば知り合いと2人で、ある場所に行って自分には

ある人物が見えたとします。知り合いには見えなかったのでこの場合に

は実は、その見えた人物が幽霊だったということになります。

この場合、この幽霊らしき人物はそこで見えただけであって、後日日常

生活に精神的な支障が出るわけではありません。

その場所で、脳の働きがおかしくなって一時的に「幽霊らしきもの」が

見えたということになるんでしょうかね?

例えば、そもそもそこが心霊スポットだと認識した上で、そういう錯覚

を起こしたのなら、まあ百歩譲ってそういうことはあり得るかなと思い

ますが、そういう認識がなくその場所に行って幽霊らしきものを見て、

後から知って、実はそこは人死にがあった場所だと分かる場合は、因果

関係が逆になりますね。

こういうそういう忌まわしい場所に行って、幽霊を見た場合、 自分の脳が

自発的に障害を起こしたわけでなく、外部からの影響でそうなったという

ことになるんじゃないかと思います。

 

色んな人が今まで脳の働きやら研究してきて、今でもまだまだ研究されて

いますが、人の精神の働きって本当に不思議ですね。

魂の実在の有無にも関係してくるんじゃないかと思いますが、将来的に

解明されるのかな?