小学生高学年の頃の記憶です。
自宅に年齢が近い子供が集まってワイワイやってました。
すると20歳くらいのお兄さんが、「面白いことを教えてあげる」
と言いました。
まず同じ年の男子が、お兄さんの指示で椅子に座りました。
そして自分を含めた男子4人を、座っている男子の四隅に立たせ、
何やら暗示のような言葉を呟きました。
そして四隅の男子のうち、二人が座っている男子の肩の後ろくらい
の背中を左右の位置から、他の二人が座っている男子の太股の
裏に、それぞれ指二本を添えました。
そしてお兄さんの掛け声と共に指を持ち上げると、何と軽々しく
持ち上がったんです。子供の指計8本で。
重さ的には軽いぬいぐるみを持ち上げたような感覚でした。
またそのまま、持ち上がった男子を元に戻しました。
「ね、不思議だろ?」とお兄さんがニコニコ笑っていた記憶が
あります。
その時説明を聞いたのが、催眠暗示効果で、座っている男子の
身体が軽くなったとか何とか。
その時はその説明で納得していた記憶でしたが、やっぱり今考え
たら変ですね。
暗示で自分たちに「火事場のバカ力」が働いたという設も無理が
あるような気がします。
そもそもこの話に登場する年上のお兄さんがどういう存在だった
のか、今となっては分かりません。
ネットで調べた限りですが、やはり指で身体を浮かせるみたいな
話は出て来ません。
これも例の記憶違いで、「ありもしない話」を頭の中で作り上げた
んでしょうか?
でもリアルな記憶なんですよね。
実際のところ、真実はどうだったんでしょうね。