小学生3,4年生くらいのことだったと思います。
夏の時期で、寝ていて夜中にふと目を覚ますと、誰かが背中
から自分の体に毛布を掛けてくれる感触があります。
ああ、母親が来て掛けてくれたんだなと思って、振り替って
ありがとうと思ったら身体が動かない。
あれっと思って踏ん張ってもびくともしない。
え、これが金縛り?と思いました。初めての経験でした。
それでも必死に踏ん張って、やっと振り替ってみたら誰も
いない。掛けられたと思った毛布も掛かっていませんでした。
もう怖くてすぐ電気をつけ、朝まで電気をつけたままでじっと
していました。
金縛りについては、医学的な根拠があるとされているようです。
ざっくばらんに言えば、身体は睡眠状態なのに意識が覚醒して
しまうと金縛りみたいになるんだとか。
原因としては無理な姿勢で寝ていたり、疲労が溜まっていると
なりやすいらしいですね。
誰かがやってくる気配がしたり、身体に覆いかぶさる感覚まで
あるとか。
てかそれじゃあ、心霊現象とか全然関係なくなってしまいますね。
自分の体験もそうだったんだろうか?
別にきつかったとか、無理な姿勢で寝ていたんじゃなかったとは
思いますが・・・。
その後もきつかったり、無理な姿勢で寝たことも何度もあります
が、結局金縛りはその時1回限りの体験でした。
何度も金縛りに会う人もいるらしいですが、体質なんですかね。
まあ怖い体験ではありましたが、1回の経験で良かったんだとは
思いました。