ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

各種ハラスメント

最初に登場したのはセクシャルハラスメント、いわゆるセクハラ

ですね。

もうこの言葉が登場して30年以上は経っているらしいですが、

すっかり社会に定着して、誰もが知っている言葉になりました。

その後、アルハラパワハラ・マタハラなどの言葉も発生し、

いずれも定着しています。

セクハラの場合、性に関連して他人に不快感を与える行為をする

行為をさしますね。

スキンシップと称して、異性の体に気やすく触るのは論外でしょう

が、たまたま目が合ったのをいやらしい目で見られたとか、服装や

髪形について意見を言うのも場合によっては、セクハラ認定される

こともあるので、難しい面があるとは前々から言われてきましたね。

何しろセクハラされたと訴えたという側がどう感じたのか、という

ことですから。

パワハラもそうですね。職務の指導上、部下の行動について過ちが

あれば指導するのが上司の仕事ですが、それを常識の範囲を超えて

威圧的・理不尽であると部下が捉えるかどうか。指導の内容その

ものは上司の言い分が正しくても、きつい言い方をするとか部下が

素直に受け止めにくい場合もあるかと思います。

人と人の関係って難しいですね。

 

最近よく聞くのがカスハラですね。店に入った客が店員に、「お客様

は神様だ」という論理を持って無理難題を強要し、悪質な場合は店に

土下座などを強要する行為です。

店としては客に「いい店だ」と好印象を持ってもらうために、謙虚に

へりくだるんですが、それに付け込んで偉ぶる人の行為ですね。

こういう言葉が流通するようになって、度が過ぎたらだめだという

風潮は出始めていると思うんですが、まだまだ改善には時間が掛かる

ようです。

 

誰でも、全く他人からの不快感を受けないように生きられるのが一番

で、そうしたいですね。それでいい人生が送れます。

ただ自分がそうである場合は他人の配慮があって、自分が心地よく

生きられているわけですから、当然自分も他人に配慮や気遣いが必要

になります。

結局お互い様ということですね。

 

ハラスメントの対義語として、思いつくのが体育会系意識とか根性

論とかだと思います。

自分の考えですが、こういう意識を大切にする人は中々頑固でハラス

メントを受け入れにくいと思いますが、同時にそういう経験をした

人は、芯が強くどっしりとした人がいるのも事実です。

本人の希望とは違って体育会系の環境に投げ込まれた人には、往々に

して「根性が鍛えられた」という人もいて、一概に侮れません。

まあ人生どんな経験をするか分かりませんが、快適な気持ちで人生

を送るには色んな道がるということですかね。