ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

好きな作家 その1

小説が好きというのは前に書いたと思います。

外国物は読まないので、専ら国内オンリーですね。

まあ、面白ければ誰の作品でもいいんですが、でも自ずと好みの

問題で、特定の作家の小説を読むようになってきました。

 

先ずはミステリー作家から

 

西澤保彦

特殊設定のミステリーの第1人者だと思ってますが、どうなん

でしょう。

すべてがそうではないんですが、基本設定がSFになっている

場合が多いです。

でも謎解きはちゃんと論理的で納得がいく設定になっています。

作家のポリシーなのか、登場人物の名前がなかなか難解で、

ルビを振らないと読めない名前ばかりです。

 

霞流一

動物がテーマになっている作品が多いですね。

よく調べられているなあと感心します。

そして料理を食べるシーンがわりとあるんですが、実に美味しそう

な描写に長けています。

登場人物がみな癖が強めで、殺人事件の描写はちょっと残酷だった

りします。

 

石崎 幸二

いや、ノリが軽いなあ。冴えない理系サラリーマンと女子高生コン

が主役のシリーズが好きなんですが、テンポよいボケとツッコミが

最高。

ミステリー小説なので殺人事件も起こりますが、ラストは後味が悪く

ならないようサラッと終わってくれるところもいいですね。

 

石持浅海

座間味君が探偵役で登場するシリーズが好きですね。

1作目こそ長編でしたが、後は短編集になっています。

いわゆる安楽椅子探偵というのは、探偵は実際には現場に行かず、

事件のあらましを聞いただけで事件の真相にたどり着くというやつ

です。

これも料理を食べながら話を探偵役が聞くんですが、料理が美味しそう

なこと。

 

上遠野浩平(かどのこうへい)

戦士調停シリーズが好きですね。

魔法が普通に使える世界の話ですが、ミステリー要素ありアクション

ありで、何より登場人物も魅力的です。

 

倉知淳

軽いタッチの作風ですが、猫丸先輩が登場するシリーズが面白いです。

傍若無人、年齢不詳で小柄な猫丸先輩が、神出鬼没で色んな場所で

色んな事件に首を突っ込みますが、頭の回転と推理力はスバ抜けていて、

鮮やかに奇妙な事件を解決します。

 

小島正樹

おどろどろしい陰惨な事件を扱った話が多いですが、とにかく1つの

中にトリックや謎がごった煮のように詰め込まれる作風ですね。

個人的には横溝正史金田一幸助シリーズに似た感じかな。

 

とまあ、今回はこんな感じです。

また続きはそのうち書きたいと思います。