何度か夢に関する話をしてきました。
相変わらず混沌として建物や道路ばかりの夢を見ます。
夢というのは基本的に受動的ですね。最近体験したことをベースにして、
寝ている間に自由に想像するようです。
しいて言えば、「指示がない勝手なAIによる映像作成」みたいなもの
ですかね。
とにかく秩序がない。ただ前にも描きましたが、自分の良心に反すること
(殺人など)はしないですね。自分が普通の平凡な一般人だからという
ことかもしれませんが。
夢を見て実際に朝起きてから、「あんな夢を見たな]とか思うわけですが、
夜寝る前に「こんな夢を見たいな」と意識して、実際にその通りの夢を
見ることはできないですね。いやもしかしたら世の中にはそんな事が可能
な人もいるかもしれませんが・・・。
まず不可能ということを前提として話をしますと、自由に見たい夢を見ら
れるようになったら、人類はそれぞれ抱えているストレスが半減するん
じゃないかと思います。
それと夜早く帰って夢を見るのが楽しいと思う人が増えれば、夜の飲食業
やサービス業が営業不振になるんじゃないかと思います。
下世話な話、夢で好きな異性と自由に性的な行為が出来るなら、わざわざ
お金を払って風俗店に行く人も激減すると思います。
ただ気をつけないといけないのは、夢での空想を現実でも出来ると勘違い
しないことでしょうね。
夢の中で自分が飛べたからといって実際にビルの屋上から飛んでも、落ち
るだけだし、街中で美人に抱き着くと逮捕されるだけです。
あとは引きこもりになる可能性もあるので、そういう精神のコントロール
が必要になるかもしれませんね。
今の夢の見方として課題かなあと思うのが、明晰夢(夢を見ている最中に
これは夢だと認識できること)の認識と、目が覚めてもきっちり今見た夢
を覚えていることだと思います。
それが誰でも可能になったら、芸術方面への貢献は高いでしょうね。
頭の中で個人的にAI技術が確立することになります。
肖像権の問題はあるかもですが、故人の有名人も自由に夢の中で登場させ、
新しい映像作品とか作れます。
今のAIも凄いですが、何となく人工的な感じがして実際の人間との区別
はかろうじてつきますが、そのうちその違和感もなくなるでしょう。
もうAIの技術もかなり進んでいるので、夢による画像生成よりAIの方
が応用は早いでしょう。
それでも将来、AI技術による映像作品と夢記録の再現画像、どちらに
どんな違いがあるかとか見比べる時代がくればいいなと思います。