たまには政治ネタを。
このブログは、現在アメリカの共和党の大統領立候補を選出する予備戦で、
独走中のドナルド・トランプ前大統領について批判的に書いたものです。
トランプ候補の熱烈な支持者がいたら済みません。
最初にトランプ氏が大統領になった時はビックリしました。
本選挙が始まる前までは、民主党選出のヒラリー・クリントン氏が本命だと
思われていて、日本の政治家もそれを見込んで早くもクリントン氏に接触
していました。
でもフタを開けたらトランプ氏が当選で、それから４年間トランプ劇場が
始まりました。
北朝鮮のトップと初めて対談したり、アメリカ大使館をイスラエルのエル
サレムに移転した合衆国大統領でもあります。
それらの国際的影響の善悪は様々な立場から行われるでしょうから、ここ
では論じません。
ダイミナックな政治手法というのは、時には悪いものではないと思います
ので、これを以てトランプ氏の大統領時代の政治手法が乱暴だったという
つもりはありません。
ただ、政権後期に見られたようですが、自分が気に入らない政権スタッフ
を放逐するなど、露骨なワンマン運営が目立ちましたね。
無理な主張で、前回の選挙結果を覆そうという試みも良い印象ではありま
せん。
それも含めて現在色々な訴訟をされていますが、不思議なことにそのこと
自体を以て「魔女狩り裁判」と位置づけ、支持者の拡大は逆に広がって
います。
それが現在の共和党大統領候補予備選での、独走支持に繋がっています。
裁判の行方は色々な判断を裁判所がすると思うので、自分みたいな素人が
一概にどうこう言えることではないですが、それなりの根拠を以て起訴を
されているので、「火のない所に煙は立たぬ」というんですか、丸っきり
でたらめな起訴ということはないと思いますけどね。
でもメディアで見かける彼の支持者のインタビューとか聞くと、すごい
信奉ぶりです。
「トランプがやることは全て正しい」という盲信ぶりを感じます。
ただ、結局こうして出てくるのを見るのは、共和党での支持者だけです。
アメリカの有権者そのものがどう考えているのかはよく分かりません。
大統領本選挙の予想を見ると、現在は多少トランプ氏がバイデン大統領
に対して優位のようですね。
この優位の支持者が共和党支持者だけなのか、共和党以外の無党派層を
含む有権者のことなのか、気にはなります。
バイデン大統領は歴代合衆国大統領の中でも、かなり地味でカリスマ性
がありません。
おまけに高齢で、体力的な面に加えて言い間違いの多発などで、記憶力
を不安視されています。
それでもバイデン大統領が出るには、何とかトランプ再選を食い止め
たいという民主党サイドの強い意志があるからでしょうね。
時折見る意見ですが、トランプＶＳバイデンではない、もっと若くて
力強いリーダー達による大統領選挙を本当はアメリカ国民は望んでいる
そうです。
個人的にはヘイリー（共和党）ＶＳハリス（民主党）が良かったんです
けどね。
強くて若い初の女性同士の対決って見たかったですね。
もっとも民主党のハリス副大統領は、全然目だなくて不人気ですけどね。
話を戻しますが、トランプ氏は意に染まない人へ見下し方がきついと
思う。
人徳的だと言われる人も、裏でそういう面がある人がいるかもしれま
せんが、トランプ氏は極端で露骨すぎ。
前回の大統領時代の反省を受けて、こういう政治をすると、より適格な
政治をやってくれたらいいんでしょうが、あくまでメディアで見る限り
では、相変わらずの「トランプ流」のようですね。
ニッキー・ヘイリーさんがしぶとく予備選挙で頑張ってますが、さすが
に逆転はないでしょうね。
個人的意見ですが、「バイデン大統領もぱっとせず高齢者で不安だが、
トランプ氏よりは多少まし」というのが、スタンスです。
日本の政治家官僚もそう考えている人は多いんじゃないですかね。
「振り回されるのはうんざり」
当時は安部総理が、トランプ大統領の扱いが上手かったそうです。
今の岸田総理に同じ対応が出来ますかね。
アメリカのこととはいえ、日本が振り回されて悪影響が多く出ない
ように祈るばかりです。
トランプ氏ファンの方、すみません。
素人意見ですのでご容赦ください。
