ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

漢字が書けない、読めない

昔子供のころは、小学校入学以来、学校の勉強もだし自分が読書好き

だったこともあって、小学生の割には漢字の読み書きは達者だったと

思います。

漢字読みテストだったような気がしますが、学年1位になったような

記憶もあります。

ちょうど自分が大学生のころ、ワープロが市販されて誰でも使える

ようになりました。

自分だけでなく、多分みなそうだと思いますが、ここから漢字の読み

書き能力が低下していきました。

ワープロでたいていの文字が書けるからです。

そのうちパソコンが主流になり、ネット社会が到来しました。

でも自身の読み書き能力が低下したと言っても、誰も困りません。

普通にパソコンが身近な存在にあって、不自由することが無かったから

です。

そして携帯・スマホの時代になり、メールを打つ時も漢字変換してくれる

ので、より不便さはなくなりました。

たまには文章を書こうとして昔を懐かしんで、「子供のころはぱっと

脳裏に浮かんだのに」と思うこともありますが、何が何でも自分の頭

で思い出そうと意地を張ったりもしません。

そして何より有難い?のは、今まで読んでいた漢字の読みが実は間違い

だったと気づくこともあります。

幸いにして、人前で間違って読んで恥をかいたということはないのです

が、でもこういうときは「恥をかく前に正解を知って安心した」という

気持ちにはなりますね。

 

少し話は逸れますが、職場の先輩で漢字の使用が少ない人がいました。

最初は漢字知らないのかなって思いましたが、ある時はたと気づきました。

例を挙げると、美しいとは書かずに、うつくしいとひらがなで書くんで

す。

文書の状況にもよりますが、うつくしいとひらがなで書いた方が柔らかく

感じると思った瞬間でした。

あ、「柔らかく」も「やわらかく」の場合が雰囲気でる場合もありそう

ですね。

 

話を戻しますが、大抵のことは携帯スマホで事足ります。

もちろんぱっと脳裏に字が浮かんだ方がいいんでしょうが、でも薔薇

なんて字は書けなくてもいいと思うんです。

読めれば充分なんじゃないでしょうか。

ただ、公の場に出ることが多い人は、知りもしない他人から突っ込みを

入れられないよう、有名な地名とかよく登場する漢字の読みは知って

おいた方がいいでしょうね。

自分も青森県弘前という地名を、子供のころから読めていたわけでは

ありません。「ひろさき」と読むんだと認識したのは、大学生の頃じゃ

なかったかなって記憶しています。

人生、終始こっそりでも読み書きの勉強はしたいですね。

新しい発見は何歳になっても関係ないと思います。