ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

政治家たるもの

たまには政治の話を。

 

分かりやすいので自民党の話なんですが、派閥というのがありますね。

自民党も大きな政党ですから、かなりの保守思想の人から、比較的

リベラルな人もいる。昔自民党の政治家の人がその幅広さこそが自民党

のいいところだ、と言ってましたが、自分もそこはそう思います。

自民党でいう派閥というのは、一応何々会という名前はありますが、

世間一般では、その派閥の会長の名で何々派と言われます。

で先に書いたように、同じ自民党でも派閥によってカラーに違いがある

わけです。

本来、それぞれの立場で意見を交わし議論しながら政策を作っていく、

というのが理想の形であろうし、実際そういう面もありますが、どうも

派閥力学があまり健全じゃないんじゃないか、って思うことがあります。

例えば内閣が作られるとき、又は改造の場合でもそうですが、うちの派閥

からどこどこの大臣に充てろなんて、総理に言ったりするわけです。

恫喝するかどうかは分かりませんが、それをしないと政権に協力しないと

暗に迫ったりする場合もあるんじゃないでしょうか。

で、要望がかなってどこどこの大臣に新たに議員が就任するわけですが、

全然未経験の場合もあるようですよ。

そりゃ何にしたって最初は未経験でしょうが、その議員の資質や才能で

向き不向きの分野もあるでしょうから、「とにかく何かの大臣枠に押し

込む」なんて、ちょっと乱暴ですよね。

そこの省の官僚の人たちだって扱いに困るでしょう。

いや、官僚は官僚で、「素人が来たほうが自分たちの都合のいいように

説明できる」なんて考えているかもしれませんが。妄想失礼。

 

それと政治家たるもの、「いつかは総理大臣に」という野望がある人も

多いと思います。

何回も当選して長く議員を務め、いくつか大臣ポストも経験し、自分を

慕ってついて来てくれる同志の人たちがいれば、そういう気持ちになって

も不自然ではない。

でも総理大臣を目指すにしても、「自分の理想はこうで、こうすれば国民

の幸福を実現できるんだ」という、夢やポリシーは持っていてほしいです

よね。

やっぱり選挙の時だけ選挙区の人たちにヘコヘコするような人は好きに

なれません。

偉くなってもいつでも謙虚でかつ、先に書いた明確なポリシーや夢がある

人が望ましいと思います。

自分もいち国民としての理想や夢は持ちたいです。