ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

日本の特撮ヒーローVSアメコミヒーロー(ハリウッド映画化)

日本で生まれ育って、子供の頃は特撮ヒーロー物をテレビで見てきました

ので、その手の物が好きでした。

特に仮面ライダーウルトラマンなどは有名すぎて、令和の今の時代でも

話題になります。

自分も中年になった今でも、昭和時代へのノスタルジーもあって今でも

そういうヒーローは好きです。

ところでヒーローは日本特有ではなく、各国で存在します。

そんなに他の国は海外アピールをしないのか、自分もほぼ知らないんで

すが、有名すぎるというか海外向けを狙っているのが「アメコミヒーロー」

(ハリウッド映画化(以下「アメコミヒーロー」)ですね。元はコミック

が原作で、「悪と戦う異形のヒーロー」というのは日本と共通ですが、設定

は国が違うのか日本とはだいぶ違うようですね。

全部知っているわけではないですが、まず変身シーンがないようです。

唯一、クラーク・ケントがスーパーマンになる時、シャツをはだけてスー

パーマンのスーツを露わにし、メガネを外すだけです。

日本のきらびやかな変身シーンとは大きな差がありますね。

そして悪の存在。日本の悪の組織が近隣で悪さをするのとは違い、アメ

コミヒーローの悪役は、気球規模の破壊行為をしようとします。

続いてヒロインの存在。日本のヒーローにもヒロインは登場しますが、

主人公と両想いかなくらいの表現は見せても、キスシーンすら登場しま

せん。

対してアメコミヒーローは露骨なセックスシーンまではないですが、

キスシーンくらいなら問題なしです。

なぜこの差があるかというと、見てほしい客層が違うからです。

日本の特撮ヒーローの客層は子供です。

たまたま平成仮面ライダーシリーズが始まったとき、主人公が爽やか

イケメンだったので、子供と一緒に見ている母親のハートを掴んだと

いう偶然の副作用はあったようですが、基本子供が対象です。

対してアメコミヒーローは、観客は子供から大人までですね。

子供も見ているので、上に書いたような露骨なアダルト描写はありま

せんが、大人同士の恋愛はあります。

主人公も社会人だったり、場合によって妻子持ちだったりすることも

あるようです。

一方見た目の点でいけば、日本のヒーローはコテコテです。

たくさん武器を持っていそう、敵の攻撃を受けても丈夫そうといった

強さとスタイリッシュさが目立ちます。

玩具への商品化というのも念頭にあるのかもしれません。

対してアメコミヒーローは見た目は比較的シンプルですね。

どちらかといえば、マッスルさと運動神経の良さを強調させていますね。

あと違いといえば、アメコミヒーローは、映画で続編とか作られますが

シリーズ化はあまりせず、継続ヒーローみたいのは続々は作られないで

すね。

日本ならウルトラマンシリーズ、仮面ライダーシリーズ、戦隊シリーズ

と次々に作られますからね。

先に書いた玩具化の関係もあるんでしょうけどね。

 

日本から見た日本の特撮ヒーローと、アメコミヒーローみたいな対比で

書いてきましたが、自分が知らないだけで各国でそれなりのヒーロー

はいるでしょうね。

なかなかお目にかかれませんが、機会があれば見てみたいものです。