ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

ホラー化する実写化漫画キャラ

人気ある漫画が劇場版になってスクリーンで観られると決定したら、

嬉しかったりします。

でも世の常、いざやると「漫画と違う」「改悪だ」なんて酷評される

ことがあります。いや寧ろこっちが多いですかね。

特にハリウッドで実写化されるとその傾向が強いようです。

かっこいい漫画のヒーローを実写化したらダサくなったとか、そういう

ことではないようです。

要は「原作のイメージが合わない」これに尽きるんでしょうね。

まあこれに元々の世界観や設定が原作と違ったら、「これ原作と全然

違うじゃん」という批判の的になるんでしょうね。

 

ただ、元がコメディ系だとまた話が違ってきます。

コメディ系でも、普通の人間と同じ見た目のキャラだといいんですが、

問題は最初からディフォルメされたキャラが登場する原作の場合です。

映画の劇場版ではないのですが、テレビのバラエィ番組で、昔「天才

バカボン」のキャラである「レレレのオジサン」を実写化した姿を見た

ことがあります。

白塗りのオバケみたいで笑えませんでした。

最初からレレレのオジサンを知らなかったら、そこまで思わなかった

のかもしれません。なまじ元キャラを知っていたから反動で引いたと

いうのはあるかもしれませんね。

ただ「笑ウせぇるすまん」の主役の喪黒福造については、テレビで俳優

伊東四朗氏が演じていましたが、奇跡といっていいベストマッチング

でした。

評価も高かったように記憶しています。

あとは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主役・両津勘吉役をラサール

石井氏が演じていますが、これもベストマッチングですね。

他のコメディ漫画キャラの実写化については知らないのですが、あって

も散々な結果じゃないでしょうか。

自分が生まれる前の作品で、自分はネット上の画像しか見たことがない

ですが、「忍者ハットリくん」の実写版って不気味だなって思いました。

原作のハットリくんは小学生くらいの男の子体型の愛されるキャラなん

ですが、実写版は手足が長い成人男性キャラで不気味です。

どうも元が愛くるしいキャラだと、実写化すると反動で不気味キャラに

なることがあるようですね。

なおユーチューブ動画を見てると、漫画キャラを実写化するとどうなる

かを実験的になる動画もあって、それはそれで面白い実験的企画だと

思います。

最初からウケ狙いならアリでしょうが、マジな漫画の実写化で、不気味

なキャラは作り出さないようにしてもらいたいものです。