自民党とか裏金問題で大揉めに揉めましたね。
とどのつまり、みな資金はほしいということですね。
末端の議員レベルだと、とにかく経費が足らなくて困るようです。
資金集めのパーティーを批判する向きもありますが、現実問題として資金
は足らないようです。
特にお金が掛かるのが、選挙の時と秘書などの人件費の経費の関係のよう
ですね。
現役議員だと公設秘書が3人つけられるが全然足らないんだそうです。
そういう話をよく聞くので、実際そうなんでしょう。
選挙の時は活動費がとにかく経費がかかります。
まず選挙でいうと結局なぜかかるというと、いわゆるドブ板的な選挙を
やるからですね。アナログ選挙といってもいいかと思いますが、実は
これは有効かどうかと言われると確かに有効です。
直接遊説会場で顔を見て声を聴いて、熱い握手ヤハグをされたら、テレビ
画面で語るよりも断然熱量が違います。
昔ながらの一番確実な選挙スタイルと言われていて、昔の人ほど「この
やり方に手を抜くな」といいます。
確かに選挙区民からしたら、この人なら任せられそうだという思いが票に
つながることだろうは確かだと思います。
でもそれには経費が掛かります。
ポスター、応援カー、共に回るスタッフの人件費、事務所経費などなど。
今は物価高騰ですから、費用が掛かるのは尚更でしょう。
そりゃお金は要りますね。
逆に有権者と殆ど会わないネット選挙になったら、費用は格段に下がる
でしょう。
ただし、特に有権者が高齢者であるほど熱や思いは伝わりにくい。
でもどっちにしろ、日本もどんどんネット社会になっていきます。
不要な人件費を抑えるにはこれしかない。
だんだん有権者も世代交代で若くなっていくので、それが自然かと思い
ます。
ただ、今までのアナログ選挙とネット選挙活動の並立はよくないと思い
ます。
当然今までのアナログ選挙の方が、候補者の人となりを肌感覚で理解
しやすいからです。
でも選挙で2回以上当選するとふんぞり返る人もいますから、選挙時の
謙虚さがどこまで本当かわかりませんけどね。
案外ネット選挙のほうが、きれいに政策をまとめて表示できるので、
案外分かりやすいかもしれません。
ただ実際の選挙の投票は当分ネット化は無理だと思います。
不正が入り込まないシステムを作るのは相当大変だと思います。
技術の発展に伴って、悪知恵の技術も上がりますからね。
こればかりは、当分は有権者が投票会場に直接足を運ばないといけない
でしょうね。
今は政治家の人も大変です。お金の流れをクリーンにしないといけない
ので、ちょっとした事務ミスがあっただけでも叩かれます。
お金集めをしなくてはいけないので、資金集めパーティを開かないと
いけません。
本来不要なことに時間と手間をかけないといけない今の政治家の人を
可哀想に思います。
「不必要なお金がかからない選挙と政治活動」について、与野党だけで
なく、国民参加型の検討委員会みたいのが出来ればいかと思うんですが、
どうでしょうかね?