今年も終戦記念日がやってきました。
特に今年は暑い日になりそうです。
毎年８月１５日は戦没者追悼式が各地で行われます。
早いものでもう、今年で７９年目になるそうです。
今生きている人が大抵戦後生まれですから、先の戦争がどんなに悲惨
で日本が荒廃していたかとか、リアルに語れる人は少ないでしょう。
まあ当時の映像とかそれなりにありますから、映像を通して状況を
確認することはできます。
他国との関係もあって、日本の立場が難しいのは加害者の部分と被害者
の部分があるということです。
多くの人が残念にも亡くなっているということで言えば、充分に被害者
なのですが、特に近隣のアジア諸国からしたら、「日本は侵略行為を
しただろ」ということで、加害者ですね。
そういう国からしたら、日本が被害者の立場を強調すると「加害者は
まず被害者の国に謝罪すべき」という思いが強いですね。
ただ、歴史的事実として加害者の立場もあるというのは拭いされない
としても、未来永劫それを固定するというはどうなんだろうか、とは
思います。
８月１５日は日本で定められている終戦記念日なので、各国とはまた
違います。
色んな立場の国や人がいますが、その国で「先の大戦で亡くなった方
を静かに追悼しよう」でいいと思うんですけどね。
自分なりの終戦記念日の考え方ですが、いつかどの国でもこんな感じ
で静かに追悼する日が来ることを願ってやみません。
