ayulaveの放言

思いついたことを見境なく書いてます

日米・言葉と文化の違い

もうだいぶ前になりますが、日本語でいうところの兄・弟(又は姉・

妹)を英語でどういうのか知りたくて調べたら、そういうのがない

と知ってちょっと驚いた覚えがあります。

兄弟で、年齢を区別する慣習がないかららしいです。

だから、アメリカで弟が兄を呼ぶときも、「兄さん」とは呼ばずに

その兄の名前で呼ぶ。

もっとも洋画を日本語吹き替えして放映するときに、弟が兄を名前

で呼ぶと呼び捨てみたいで違和感があるので、わざわざ「兄さん」

と意訳することもあるようです。

日本人が他人に「兄弟いますか?」と尋ねたら、「兄(弟)がい

ます」と答えるはずですが、アメリカだと「兄弟がいます」だけ

で済むんでしょうね。

 

また日本では自分の一人称がたくさんありますね。「僕・俺・私・

自分・あたし」など。

でも英語では「Ⅰ」のみですね。

日本語では対話する相手に合わせて、一人称が変わりますが英語

はそんなことはないみたいです。

 

敬語についても然りですが、相手にお願いする時や、尋ねる時の

段階的な敬語表現はあるようですが、それ以外には特段尊敬語

ろか無いようです。

会話で相手が自分をどのくらいの距離感を持っているかなど、

どうやって測るんでしょうね。気になります。

ちょっと調べたら、韓国は敬語はあるようですが、他の国はない

ようです。

外国人からしたら、日本語を習得するのは大変でしょうね。

自分を示す「I」と「ME」以外にもたくさんの一人称がある、

相手によって敬語の使い方が変わる。

 

でも便利?な面もあるかと思います。外国語はイントネーション

や発音を非常に重んじます。

それが違っただけでもう意味が通じない。

しかし日本語の場合、イントネーションはもちろんあるんですが、

それが違ってもある程度言っている意味が分かってします。

 

しかしアルファベットは26文字であるのに対し、日本語は漢字・

ひらがな・カタカナと3種類もあります。

漢字は豊富で、自分も使ったことがない読み方もわからない漢字

もたくさん存在します。

しかしそれだけ奥が深いということで、それを使いこなす日本人

は情緒豊かでそこは誇りであると思っています。

もちろん外国語もそれに基づいた文化や習慣があるわけで、それ

はそれで敬意を払うべきだろうとも思っています。